島根の焼き物を訪ねて

島根まで行きたかったわけは、今年初めの日本民藝館での展示を見たのが大きいのです。日本の宝箱のような民藝館の展示物、特に焼き物を見て島根に行きたいと思ったのです。旅の道中、駆け足で何軒か窯元を立ち寄りました。

石見銀山近くの山あいにある温泉津窯の江戸時代に作られた立派な登り窯。当時は水瓶など生活雑器をたくさん焼いていたようですがその需要もなくなり、今は年に2回焼き物市の時だけ手前の少しだけ火が入れられるそうです。


東京のセレクトショップなどでもよく見られる出雲の出西窯は5人に青年によって設立した共同経営の窯。今も多くの若い人が働いている様子で忙しそうでした。


宍道湖近くの玉造温泉にある湯町窯は、私にとって懐かしさを感じさせました。お客様一人一人にお茶をもてなして下さる奥様、丁寧に電話応対されているご主人のお声を聞いて、お仕事に対する真摯な姿勢が伺えます。日々の自分に重ねていろいろ感じさせられました。